ミャンマーを振り返って

3月4日〜18日まで2週間ミャンマーに滞在していました。

首都のヤンゴン→バガン→インレー湖→ヤンゴンへ戻るというルートで回ってきたのですが、全て移動は長距離バス。一番移動が短い「バガン→インレー湖」間でも、約13時間掛かっているので、非常に体力を消耗し、体調も崩してしまい、ミャンマーはちょっと大変な旅になってしまいました。

栄養もつけたいと思いつつ、地方は特にどこのお店もメニューが同じだし、油っこい。油っこくない料理はスープに入った麺だけで、栄養はつかない。。でも、やっぱり人間の体って不思議で、糖分や塩分を自然と欲するのね。コーラを飲むと元気になるよ笑

まあ、ミャンマーでの旅行を振り返ってみて、大変だった事のほうが記憶に残っているけれど(でも他の旅行者にしたら甘いのだと思うけど・・・)、良かった事はこの国は何より安全だったこと。人も良かった。特に地方のほうは、素朴でのんびりしていたし、親しみやすい人が多かった気がする。観光客だからと丁寧に接する以上にとても親切だった。中にはミャンマーの言葉を一生懸命教えてくれた人もいた。「ハゲ」という単語さえも教えてくれた。

観光地のバガン遺跡郡も、素晴らしかった。広大な土地にたくさんの仏塔が立ち並んでいて、その中を自転車や馬車で移動しながら、その景色を見た時には、すごく贅沢だなぁと感じた。

後は、この国も貧富の差を見て考えさせられた。バガンでは、たくさんの観光客を相手に物売りの子達がいた。英語も日本語も上手で「お姉さんキレイネ」「お兄さんカッコいいね、だから買って」とお世辞まで。馬車のおじさんによると、学校に行ってない子達だそう。また移動バスからは、電気が通ってない村も多く見えた。インレー湖では2歳くらいの子が赤ん坊を上手におんぶしていたのは驚いた。牛の水浴びをさせてたり、魚を網で引いてたりする子供たち。ここで見かける子供は、ほとんど働いていた。
こうやって旅行している自分が非常に裕福なんだと思った。たとえ水シャワーの宿生活だろうと。

・・・と、なんだか単純に観光を楽しむのはほんの一部で、これからもいろいろ知ることもあるんだろうなと思う。けんぽこと一緒に旅行できて良かった。旅行慣れしていて、本当に頼りになる。自分だけだったら、こういう風にいろいろ考える余裕もないかもしれないね。

明日は、タイのスコータイへ向かいます。
hirominami * _3ヶ国目〜ミャンマー * 00:29 * comments(4) * trackbacks(0) * - -

女性はつらいよ

ミャンマーのヤンゴンを離れ、バガンに来ています。

ヤンゴン出発15:00から、バガンまでバスで16時間。大変だった・・・何が大変って、トイレ休憩が4時間おきだったこと。

バスは日本の中古車で、草津観光とか西武観光とか、日本のペイントそのままの観光バスだらけ。でもその中古車のお陰で思ったより快適でした。
ただ昼間の車内は、エアコンが効いてても暑くて、お水飲みたいけれどトイレに行きたくなったら。。と心配であんまり飲めないし、喉の渇きとトイレ我慢の戦い。
けんぽこが「トイレ行きたい時は、ドライバーに停めてもらうから言ってね」って言うけど、ずっと何にもない平原が続いてるよぉ!!

トイレを意識すればするほど行きたくなってしまうから、無理に気をそらしてみたり、眠ってみたり。でも眠れない。。けんぽこは横で寝てる。

数時間ほど平原が続き、電気の電線が見えて来て、村に入り、お店も並んでるのが見えて、他の同じような長距離バスが停まっているのを見て、「もしや、そろそろ休憩?」って期待をよそに、私達のバスは村を通り過ぎる。。
期待と失望の繰り返しでした。

旅行は長距離バスがメインになるけど、これから大丈夫かな。。不安だ。


バスにはKUSATSUと書かれています。ドア非常口の文字も普通にそのまま!


バガンのニャンウー村で宿泊。小さくのんびりした所でした。


hirominami * _3ヶ国目〜ミャンマー * 00:35 * comments(4) * trackbacks(0) * - -

ミャンマー到着!

ミンガラーパー(・e・)

3月4日からミャンマーの首都ヤンゴンで過ごしています。

アジアの中でミャンマーは、なぜか行ってみたい国だった。
どんな国か想像できなかったからかもね。

ここヤンゴンへは、バンコクから飛行機で1時間。
さすが首都だけあって賑やかだけど、バンコクと全然規模が違う。隣の国でこんなに近いのに。

まず大きい建物がほとんどない。お店は唯一、大型デパートが3F建てのSEIYUくらいの規模だし、路面店は家電や、サンダルやカバン等の身の回りの消耗品など、本当に生活に必要最低限のものしか置かれていない。しかも、1つの店ではアイロンだけを売っていたりする。

そりゃあ、私が欲しいようなパンツが見つかるはずがないよね。
あ、パンツと言っても、ひざ下くらいの楽チンにはけるズボンのほうね。結構、旅行者がはいているのを見て欲しくなって、バンコクからずっと探していたんだけど・・・やっぱりバンコクで探すかぁ。

そもそも、この国は、布をスカートみたいに腰に巻いた服(ロンジー(orタメイン)と呼ばれる)とサンダルを合わせてはいているのがスタイルの基本。男性も女性もほとんどはいている。となれば、気に入ったのを見つけるどころか、パンツそのものを見つけるのが無謀なんだよね。
でも最近の若い人は、ジーンズなどを履く人が増えてきているそう。食事をしに入った居酒屋の日本人のオーナーが「昔と比べて、一番女性の格好が変わったねえ」としみじみ語ってました。

そうそう、先程のSEIYUのようなデパートで、結婚指輪を買いに行きました。
前のは"もしも取られちゃ困る"と日本に置いて来たので新しく買うことに。
お店であれこれ悩んだ結果、シンプルなシルバーの指輪をお揃いで購入。
お値段は1つ1400kyat(日本円にして140円くらい)。

なんと安い、結婚指輪だこと...。


ゲストハウスの蚊帳は可愛いデザイン。けんぽこ作業中。


ミャンマーカレーは、いろいろおかずが付いてくる!


町の中心部にあるヤンゴンのスーレー・パヤー。


巻きスカートのオーダーメイドができるらしい!


男性もロンジーと呼ばれる布を巻いているよ。
hirominami * _3ヶ国目〜ミャンマー * 00:04 * comments(0) * trackbacks(0) * - -
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