ボニートでの夜、けんぽこジャガーに襲われる!?
前回のブログでは、「いよいよブラジル!」とテンション上がってたんですけど、国境で足止めをくらいました。
2009年8月6日
まず、パラグアイからブラジルへの国境の町Pedro Juan Caballeroに向かうバスが故障。別のとこから来たバスに便乗することになり、座席も早いもの順で、状況が分からなかった私達は送れてバスに乗り込み、席に座れず通路に座っての移動。
深夜移動だったので、睡眠できずに辛かった・・・。
さらに問題が、荷物をそのまま前のバスに残していたこと。
私達だけ先に到着しても、荷物が無いので動けません。
早朝に到着してからバス会社が開くのを待って、荷物は夕方5時になると言われ、夜になると言われ、オフィスも閉められ・・・結局当日中に受け取れませんでした。
なーんにも無い国境の町で荷物も届くか分からないまま、無駄に一泊・・・。
テンション下がりました。
2009年8月9日
どうにかこうにか切り抜けて、「ボニートに到着!透き通る川で美しい魚をたくさん見るぞ〜」と思ったら、現地は曇り空でかなり寒い。
私達、ダウンやフリースに上着を着てますけど。
冬に来たのが間違ってたのか、町も閑散としています。
明日はこれで川を泳ぐのか・・・?
あまりにも寒すぎて、テンション下がりました。
意外に楽しんでる?でもダウン着て寒い・・・。
ウガーーーーーー!
ボニートは観光地だけあって外食もどこも高い。
ランチも比較的安いファーストフードでハンバーガを食べたけど。
普通のチーズバーガーで1個、5レアル(約270円)・・・。
ホントに肉とチーズだけの小さいハンバーガーなのに。
物価高くて、テンション下がりました。
ピラプタンガという川魚の刺身を食べてみた。でも高かった(約1700円)・・・。
2009年8月10日
ツアーの当日、なんとか天気は晴れ。
宿の朝食が豪華でテンション上がりました。
朝食時にハチドリがやってくると聞いていたのですが、宿のおじちゃんが「寒いから来ない」だって。
ハチドリ見るのをとても楽しみにしていたので、テンション下がりました。
朝食はいろいろあって美味しかった。
ツアーに集合すると、他の客ですらフリース来てるよ。
前日の寒さよりはマシだけれど、ウェットスーツ着るとは言え、大丈夫かな。不安。
結果、川に入っている間はなんとか大丈夫でした。
川から体を出してしまうと寒かったけど、大きな魚がいっぱいで、ものすごくキレイだったので良かった。
とても楽しかったので、テンション上がりました。
しかし、防水カメラを持っていなかったので、ツアーの前後しか写真が撮れず。
せめて外からでも泳いでるところとか取れたら良かったのに。
美しい川の中の写真が撮れず、テンション下がりました。
ツアーがこれから始まるときに撮った写真が最後。
泳ぐのが終わってからプラタ川撮ってる・・・なんだか切ない。
しかも、やっぱりダウン着てるけんぽこ。
せめてポストカードを買おうとしたら、川の中の様子が写っているものはなかなか売っていない。
なぜ?それがボニート観光のメインじゃないの?
ボニートでは見れない動物のポストカードばかりです。
「強いてこれかねぇ・・・」と魚の写真で見つけたものは、普通に写真をプリントしたものでポストカードじゃなかった。
仕方なく買って、テンション下がりました。
川のあとは、コンゴウインコの生息地へ行きました。
色鮮やかな色んな鳥、たくさんのコンゴウインコを見れて、テンション上がりました。
コンゴウインコは飛んでるときがキレイ。
あれ、電話ボックスの鳥だ!
寄り添っててカワイイ。でも意外と実際はデカイ。
2009年8月11日
「川で泳いだし、ボニート観光は終了。次行こう!」とツアーに行った翌日にカンポグランジへ出発することにしました。
早朝4:30発の宿にピックアップしてくれるという安いバスを宿のおばちゃんに頼んだのに、電話までして座席確認&予約していたのに、支払いはバスで直接払えば良いって言ってたと思ったのに(ポルトガル語いまいち不明)、出発当日4:30前から待つも、5時過ぎまで経っても来なかった。
門番のおじちゃんは「チケット買ってないなら、来ない」だって。話が違うよ。
急遽、バスターミナルまで急いで歩き、5:30発の別のバスに乗り込みました。セーフ。
急いで疲れて、テンション下がりました。
カンポグランジでマナウス行きの飛行機を買おうと代理店へ。
実は前々からネットで買おうとしていたのだけど、ブラジル人の納税者番号が必要で買えませんでした。
外国人用ページでも納税者番号がないと買えません。意味ないし。
フライトの値段をネットでチェックしてて、一番安いフライト見つけて値段知ってるのに、どこの代理店行ってもプラス10%手数料(約5000円!)が掛かってしまいます。
代理店、当てにしてたのに・・・
手数料高過ぎて、テンション下がりました。
10%手数料が掛からないように、空港に直接行こうと考えました。
航空会社で直接買えば、ネットの値段で買えるんじゃないかと。
ローカルバスで空港への行き方を聞きに観光案内所に行きました。
そこにいたスタッフの日本語を話す日系2世か3世の男の子が、かなり好印象でした。
ポルトガル語は難しいという話の流れから、ボニートからのバスに乗れなかったこと、外人は航空券がネットで買えないことなど、私達の愚痴に近い話を熱心に聞いてくれ、航空会社に問い合わせをしてくれたり、オススメの沖縄そばやさんの情報を教えてくれました。何かあったら通訳してくれると電話番号も教えてくれました。
私達 「いろいろとありがとうございます!」
スタッフの男の子 「いえいえ、とんでもないです」
って、最後まで腰が低く、日本人のような丁寧さがありました。
私達も観光案内所を出て、「いやぁ〜気持ちの良い青年だったね〜」とオッサンのようでした。
あまりの感じの良さにテンションが上がりました。
なんか今までの気持ちがスッキリしました。
空港内にある航空会社のカウンターまで行きました。
なんと航空会社でも10%手数料を上乗せした金額を提示してきました。
ネットで買えば安いんだそうです。
そんなこと分かってます。でも私達には納税者番号がないから買えないんです。
代理店で10%手数料を上乗せされるから空港まで来たんです。
と説明したら、窓口の人が良い人で何とかしてくれそう。
ちょっとだけ期待でテンション上がりました。
でもクレジットカードがブラジルで発行したものしか使えないとのことでした。
せっかく空港まで来たけれど、テンション下がりました。
仕方が無いと諦めて、感じが良かったおばちゃんがいた旅行代理店にまた出向いて、10%手数料も含めた値段で買おうとしたら、なんと!!!
さっきまで出ていなかったスペシャルオファーが新規で出てきました。
手数料を含めてもかなり格安でマナウス行きのフライトを買うことが出来ました!!!
結果、テンション上がりました。
2009年8月12日
カンポグランジで昼食に「香港」と言う名の中華料理屋に行きました。
店に入る前、「高そうだから、値段を見て決めよう」とけんぽこに言われてて、実際にメニューを見たら、やっぱり高い。
「やめようか・・・」と一瞬言いかけてたところに、店のオーナーが日本人で話しかけて来たので、世間話をしたら引っ込み付かなくなりそこで食べることにしました。
私は心の中で「ふふふふ。やったぁ」と思いました。
メニューは中サイズでも結構量もあって十分食べれて何より美味しかったので、私はここ最近で一番テンション上がった。やっぱり、中華最高!
美味しかった白身魚のチリソースと焼きそば。
うーん、なかなか苦戦しているブラジルの旅。
結果としては、うまくいってるけれど全くスムーズじゃない。
久しぶりの旅だから、そう感じるのか?
でもブラジルに入って感じたのは、皆とても人が良いこと。
言葉が通じないことも多いけれど、言葉が通じないからって面倒臭そうにもしないし、むしろ、いろんな人が親切に気さくに教えてくれるので切り抜けている。
客引きも商売っ気がないのか、旅行者に対する変なしつこさが無い。
しつこさがマイナスになることを知っているのか?
他の安宿さえも普通に教えてくれる。
物価が高くて、常にお金のことを考えてしまうのが難点だけど、感じの良い人に今のところ出会えているのが救いかのかもしれない。
今のところ、ブラジルの旅はこんな感じ。
どうなることやら・・・。
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