2年7ヶ月の間、お世話になったバックパック。
いきなりですが、3日前に日本に帰ってきました。
今は、けんぽこの実家にお世話になっています。
実はこの度、私たちに赤ちゃんができまして。
いきなりの展開で旅が急遽中断となり、ちょっと不完全燃焼。
まだまだ行きたいところがいっぱいあって、無念の気持ちも多少はあるのですが、めでたいことなので素直に喜んでいます。
赤ちゃんは世界最南端の町ウシュアイアでできた子のようです。
ウシュアイアで発覚し、検査薬で調べたものの、なんか微妙な結果だったので1ヶ月後にブエノスアイレスで病院に行ってきました。
そこで初めて、ちゃんと赤ちゃんがいることを確認できましたが、その時には10週目に入っていました。
お医者さんには旅の途中であることを伝えたところ、「1ヶ月くらいは旅をしても大丈夫でしょう」「普段通りの生活で」と言われ、一瞬「普段通りの生活?」と旅をしている生活なので(しかも貧乏バックパッカー旅行で)どういうものか疑問だったけれど、「妊娠は病気ではない」というお言葉にも安心して、旅を続けることにしました。
(既にパラグアイ行きのバスチケットは買っていたけれど)
これからつわりが多くなるかもしれないということで、気休めのつわり止めの薬とビタミン剤をもらって帰りました。
ウシュアイアでしばらく美味しいものをたくさん食べて、のんびりできたことも赤ちゃんにとって良かったのだろうと思います。
なんて良いタイミングで管理人ができたのでしょう。
というか、管理人したから妊娠したのか・・・。
それからの私たちは、パラグアイを経由してブラジルとアメリカ(ディズニーワールド)を満喫しました。
つわりの時期にも関わらず、全く気持ちが悪くなったりすることはなかったし、飛行機に12回ほど乗ったけれど、ひどい吐き気も無く無事に旅ができました。
本当はブラジルの後、ボリビアを通ってペルーに行こうとも考えていたのですが、調べたところ、標高が高いところはあんまり妊婦に良くないとのことだったので私たちは諦めました。
そして結局、最後の国は、夢の国「ディズニーワールド」。
物価は高いけれど、荷物の心配をしたり、ボラれることもなく、移動も楽チン、ホテルでは暖かいシャワーとバスタブでまったり、ストレスの全く無い生活で最後を締めることができました。
また後日、貧乏バックパッカーの為のディズニーワールド攻略をブログにしたいと思います。
今は日本に帰国して、早速翌日に産婦人科へ行き、無事にその後も赤ちゃんが育っていることを確認できたので、こうやって嬉しい報告ができています。
赤ちゃんも含めて家族3人で、ウシュアイアでスキーに行ったこと、ブラジルのボニートで川を泳ぎ、アマゾン河を下り、レンソイスで砂丘などの大自然を堪能して、ディズニーワールドを飽きるほど(12泊滞在)満喫した最後の時間は素敵な旅になりました。
旅のブログが書けなくなってしまったのは残念だけれど、この2年7ヶ月の旅は良い経験となり、一生忘れることの無い貴重な財産となりました。
けんぽこにとっては「日本帰国」という現実が急に来てしまったのが可愛そうなところではあるけれど。
でも、私もまさか南米のハイライトであるマチュピチュが行けなくなるとは思わなかったよ。
マチュピチュだけじゃなく、今回行かなかったけれど、いつか行ってみたい国や場所は本当に沢山。
中国の貴州省やその近辺、東チベット、中央アジア、パキスタン、インドのラダック地方やシッキム地方、東欧、西アフリカ(特にマリ)、ジンバブエ、マダガスカル、ペルー、エクアドル(ガラパゴス)、コロンビア、ベネズエラ、ベリーズ、グアテマラ、メキシコ、キューバ、カリブ海の島々、オーストラリア、ミクロネシア・・・あー、まだまだ沢山。
ホント、旅はつきないものです。
これはもう、子供が大きくなったら世界2周目しないと!!
そして最後に、私達のコイタビ。が素敵なものになったのは、2年7ヶ月の間に旅先で出会った、また日本で私たちを見守ってて下さった皆様のお陰でした。
本当にありがとうございました。
世界一周の旅はひとまず終わったけれど、まだまだコイタビ。は続きます。
近況などホームページやブログで更新していきますので、引き続きご覧ください。
世界一周新婚旅行、2年7ヶ月で終了
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