何度目の再会だ!?


旅のお友達と2年ぶりの再会!

3日にお泊りで旅のお友達が遊びに来てくれました。

いろんな旅の友達がいるけれど、彼らはいろいろなところで出会っている縁があるお友達。

初めて出会ったのはチベットのラサ。
阿里郎烤焼城(アリランBBQシティ)という韓国焼肉屋さんで出会いました。

次は、ネパールのカトマンズで再会。
一緒に日本食を食べに行きました。

次は、インドのダラムサラで再会。
彼らにダライラマの説法を聞けるという情報を教えてもらい、一緒に聞きに行ったり、トレッキングをしたり一緒に過ごしました。

次は、エジプトで再会。
ダハブのシナイ山を登ったり、カイロやルクソールで再会したり、一緒にバフレイヤオアシスの砂漠を観光したりしました。

次は、イエメンで再会。
一緒にいろいろなところを観光しました。

次は、エチオピアで再会。
一緒に観光しようとしたけれど、私が食中毒になり別行動になりました(泣)

次は、タンザニアで再会。
ンゴロンゴロ国立公園で一緒にサファリを楽しみました。

次は、マラウイで一緒に過ごしました。
マラウイ湖、ムランジェの山をトレッキング。

次は、ナミビアで再会。
一緒に車をレンタルしてナミブ砂漠まで走りました。

次は、南アフリカまで移動し、別れてまた再会。
アピントンでテントを張ってBBQしたり、ケープタウンの宿で再会。

アジア、中東、アフリカ・・・と、ここまで別々に行動してルートが違いながらも、あるポイントでは再会を繰り返し、再会しては一緒に観光をしたりする付き合いの長いカップルでした。

2年ぶりの再会は今までの再会と特に変わらず、私達には子供ができて、彼らは結婚した変化はあったものの、あんまり久しぶりな感じもしませんでした。

やっぱり旅のお友達と旅の話をしたら、懐かしい旅をしていたときの感じを思い出して、また旅行に行きたくなっちゃった・・・。

またシェア飯とかしたいなー。

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帰国するときのキモチ


旅の最後に富士山が見れました!

旅が終わった今、私たちはかなりののんびりモード。
赤ちゃんも、今はスクスク育っているようで安心しています。
そんな訳で、私たちはすっかり日本の生活に馴染んでいます。

帰国する前は、帰国するときの気持ちってどんなんだろうって思っていたのに、日本に馴染むのは早いものです。

旅をしている時は、旅先で出会ったお友達が帰国するという話を聞いて、帰国する皆が遠くに行ってしまうような寂しい感覚でした。

それぞれが違う地域、例えば中東と南米を旅していたとしても、日本との距離より離れていたとしても、「海外のどこかでお互いに旅行している」という気持ちがすごく身近に感じていたんだと思います。

それが帰国するとなった時、学生の時の卒業式のような、仲の良い仕事仲間が退社するときのような、自分と同じ環境だった人達が全く違う環境に行くときと同じような気持ちでした。

でも、いざ、自分が帰国する立場になったとき、あんまり寂しい気持ちはありませんでした。

旅への未練は少しあったけれど、日本がどんなになっているかのワクワク感のほうが大きくて、それに早く日本の美味しいご飯が食べたかったのです。
今まで以上に、あれも食べたい、これも食べたい欲求が募って爆発しそうでした。

と言うのも、最後の国がアメリカ、しかもディズニーワールドで2週間近く過ごしていたので、日本食が食べれない環境で、日本食レストランはあったけれど高いし、ファーストフードとなるとほとんどがアメリカ人向け。

普段、旅をしていたときは何かと自炊して和風にしたり、中華を食べるなど、逃げられる環境が大体あったけれど、それがいきなり、毎日ハンバーガー、フライドポテト、ピザ、肉・・・となると、かなり厳しい。

もし最後の国が食べ物も美味しくて快適な場所だったら、もっと「日本帰りたくない〜!!!」ってなってたことでしょう。
私の場合は、最後の国が中国だったら、未練タラタラだったろうな。


夢のディズニーワールドを終えた最後の写真。意外にワクワクしてる。

最後の国、アメリカを出国するときもJALに乗った私たちは、「JALだったら機内食にそばが付いてるかも!」と喜んだり(結局、ぬか喜びだったけれど)、映画なんてしばらく見ていなかったので、機内では狂ったように5本も6本も休むことなく映画を見ていました。
私たちは、映画に夢中で、旅が終わることに「いよいよ、日本だねぇ」だなんて、しみじみ話すことはありませんでした。

でも、いよいよ日本に到着となった時、けんぽこは「あ〜、仕事どうしよう」とぼやいていました。これが旅を終えた私たちの現実なのですね。

最後に成田から中部空港へ向かう国内線で、富士山を見ることができました。
まるで日本が「お帰り」と言っているようで、めでたい気持ちになり、私もここで「あ〜、日本に帰ってきたんだなぁ」って実感しました。
最後に富士山が見れたのは、旅の締めくくりとして良かったと思います。

ついに中部空港に到着!

今はけんぽこの実家で荷物を片付けたり、東京へ引越しするときの為に整理整頓をしています。
どんな荷物を持っているか、全く記憶が無い私は、段ボール箱を開けたとき「あ〜、こんなもの持ってたんだ!」という感覚で、まるでタイムカプセルを開けたときのような気持ちを味わっています。

こんなキモチの変化もだんだん無くなって、日本での日常に戻るんだろうな。
長い旅を終えた皆もそんな感じなのですか?

私たちはまだまだ日本社会に戻れない、大人になれないピーターパンのようですが、また一から頑張っていきます。

夢を持ったピーターパンは楽しそう♪


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旅が終わりました。


2年7ヶ月の間、お世話になったバックパック。

いきなりですが、3日前に日本に帰ってきました。
今は、けんぽこの実家にお世話になっています。

実はこの度、私たちに赤ちゃんができまして。

いきなりの展開で旅が急遽中断となり、ちょっと不完全燃焼。
まだまだ行きたいところがいっぱいあって、無念の気持ちも多少はあるのですが、めでたいことなので素直に喜んでいます。

赤ちゃんは世界最南端の町ウシュアイアでできた子のようです。

ウシュアイアで発覚し、検査薬で調べたものの、なんか微妙な結果だったので1ヶ月後にブエノスアイレスで病院に行ってきました。

そこで初めて、ちゃんと赤ちゃんがいることを確認できましたが、その時には10週目に入っていました。

お医者さんには旅の途中であることを伝えたところ、「1ヶ月くらいは旅をしても大丈夫でしょう」「普段通りの生活で」と言われ、一瞬「普段通りの生活?」と旅をしている生活なので(しかも貧乏バックパッカー旅行で)どういうものか疑問だったけれど、「妊娠は病気ではない」というお言葉にも安心して、旅を続けることにしました。
(既にパラグアイ行きのバスチケットは買っていたけれど)

これからつわりが多くなるかもしれないということで、気休めのつわり止めの薬とビタミン剤をもらって帰りました。

ウシュアイアでしばらく美味しいものをたくさん食べて、のんびりできたことも赤ちゃんにとって良かったのだろうと思います。

なんて良いタイミングで管理人ができたのでしょう。
というか、管理人したから妊娠したのか・・・。

それからの私たちは、パラグアイを経由してブラジルとアメリカ(ディズニーワールド)を満喫しました。

つわりの時期にも関わらず、全く気持ちが悪くなったりすることはなかったし、飛行機に12回ほど乗ったけれど、ひどい吐き気も無く無事に旅ができました。

本当はブラジルの後、ボリビアを通ってペルーに行こうとも考えていたのですが、調べたところ、標高が高いところはあんまり妊婦に良くないとのことだったので私たちは諦めました。

そして結局、最後の国は、夢の国「ディズニーワールド」。

物価は高いけれど、荷物の心配をしたり、ボラれることもなく、移動も楽チン、ホテルでは暖かいシャワーとバスタブでまったり、ストレスの全く無い生活で最後を締めることができました。

また後日、貧乏バックパッカーの為のディズニーワールド攻略をブログにしたいと思います。

今は日本に帰国して、早速翌日に産婦人科へ行き、無事にその後も赤ちゃんが育っていることを確認できたので、こうやって嬉しい報告ができています。

赤ちゃんも含めて家族3人で、ウシュアイアでスキーに行ったこと、ブラジルのボニートで川を泳ぎ、アマゾン河を下り、レンソイスで砂丘などの大自然を堪能して、ディズニーワールドを飽きるほど(12泊滞在)満喫した最後の時間は素敵な旅になりました。

旅のブログが書けなくなってしまったのは残念だけれど、この2年7ヶ月の旅は良い経験となり、一生忘れることの無い貴重な財産となりました。

けんぽこにとっては「日本帰国」という現実が急に来てしまったのが可愛そうなところではあるけれど。
でも、私もまさか南米のハイライトであるマチュピチュが行けなくなるとは思わなかったよ。

マチュピチュだけじゃなく、今回行かなかったけれど、いつか行ってみたい国や場所は本当に沢山。

中国の貴州省やその近辺、東チベット、中央アジア、パキスタン、インドのラダック地方やシッキム地方、東欧、西アフリカ(特にマリ)、ジンバブエ、マダガスカル、ペルー、エクアドル(ガラパゴス)、コロンビア、ベネズエラ、ベリーズ、グアテマラ、メキシコ、キューバ、カリブ海の島々、オーストラリア、ミクロネシア・・・あー、まだまだ沢山。

ホント、旅はつきないものです。

これはもう、子供が大きくなったら世界2周目しないと!!

そして最後に、私達のコイタビ。が素敵なものになったのは、2年7ヶ月の間に旅先で出会った、また日本で私たちを見守ってて下さった皆様のお陰でした。

本当にありがとうございました。

世界一周の旅はひとまず終わったけれど、まだまだコイタビ。は続きます。
近況などホームページやブログで更新していきますので、引き続きご覧ください。


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2年を振り返って私が思うこと。

2年を振り返って私が思うこと。

2007年2月25日に旅がスタートしてから、2年が経ちました。

日本を発つときには、「2年なんて長い」「その頃、私達はどうなっているのだろう」なんて思っていたけれど、月日が経つのはあっという間で、私達はただひたすら旅をしているだけで、実際は「どうにもなっていなかった」。

旅の1年目は、アジアをメインに。
旅の2年目は、アフリカ・中東・ヨーロッパをメインに。
旅の3年目は、南米・・・・その後未定。

私達は長期旅行者の中でも時間に縛られず比較的ゆっくりと回っているので、「良い時期に行きたい場所へ」「時間が掛かってもいろんな場所へ」行くことができた。
なので、ホームページのタイトルに決めた「コイタビ。」の"濃い旅"になっているとは思うし、貧乏旅行と言えども私達なりにとても贅沢な素敵な旅ができていると思う。

今の時代、簡単に飛行機でピューンと、いろいろな国に行けてしまうから、簡単に「世界一周旅行」と言えてしまうけれど、何をもって世界一周なんだろう?なんて思う事もある。
とりあえず全大陸を踏めば世界一周なのか、日本を拠点に東⇔西と移動することなのか・・・。

旅を続ければ続けるほど、いろんな所に行けば行くほど、世界の広さを知る気がする。
私達が行った場所なんて、ほんの一部に過ぎない。
「世界のほとんど行った」なんて言うのは、国数で見た時のスタンプラリーでしかないのだと思う。

そして、たとえ同じ国でも、行った場所や時期、出会う人も変われば全く違う旅になる。
行った時に感じた印象が良くなかった国でも、また行ったら変わるかもしれない。
逆に良き思い出が残念に思う事もあるだろうけれど、そうやって毎回違う変化があるから「旅は面白い」のだと思う。それは別に海外に限らず、日本旅行でも同じだと思うけど。

過去に行った国の中でも、行くことができなかった行きたい場所はまだまだたくさんある。
あそこにも行ってみたいし、ここにも行ってみたい。
行ってないところは、どんなところかと夢が広がるし、その夢は尽きない。

そんな風に考えてたら、2年経った今でも旅って「キリが無い」と思った。
(とは言え、金銭的にはキリがあるんだけどね)

本当に世界を見て回る事なんて一生かけても終わらないものだと知ったし、時代が変われば世界もまた変わる。

だから、旅はいつまでもずっと続けたいし、いろいろ行ってみたい場所はまだまだあるのだけれど、実際問題、1人では行けない。
特に発展途上国のいろんな面倒臭さや、不便さも1人だったらとても無理。
旅慣れたけんぽこがいるからこそ、美味しいところだけを味わえている私はとてもラッキーだと思う。

いまだにバスの長期移動はトイレの心配をしてるし、荷物重いのイヤだし、交渉できないし、治安の悪そうなところはかなりビクついているし、1人で町もプラプラできないし・・・・いつもけんぽこに「どんだけ旅してるんだ!」と言われてしまう。
「長期旅行してて、タフになったでしょう」って言われることもあるけど、私は貧弱パッカーのままで何も変わっていない。

私は全く変わらないのに、日本はどんどん変わっている気がして、取り残されているように感じてしまうこともある。日本にいる大事な友達が結婚したり、出産したり、そしてそんな時にそばに居られない事が寂しく思う。
もちろん、日本食も恋しい。
もしかして、これはホームシックなのでしょうか?

2年経った今、まだまだけんぽことずっと旅を続けたいという気持ちと同時に、ちょっと日本にも帰ってみたいって思うのが正直なところ。

旅に出て初めて「日本って本当に素晴しい!」って知ることができたし、いろいろな国へ行けば行くほどそう思えるし、益々日本に帰るのが楽しみ。

そんな思いを持ちながらも、今年は中南米旅行を思う存分楽しみます。
南米に入って、ますますのんびりペースになっているけれど、こんな旅もアリだよね。

私達は変わらないけれど、変わり行く世界を旅して行きます。

それよりも何よりも、あぁ、早くウユニ湖に雨よ溜まってくれ〜。
hirominami * 旅のキモチ * 22:41 * comments(8) * trackbacks(0) * - -

1年を振り返って私が思うこと。

1年を振り返って私が思うこと。

2月25日は日本を出発した日。
それから1年が経ちました。
長かったような、短かったような。

1年という年月の間に、私が旅行をして得られたこと。

世界の事をほんの少しだけ知りました。

自分が旅行して知ったことって、世界のほんの数箇所の国の、ほんの少しの事柄。

世界は自分が想像しているよりも遥かに大きくて、計り知れない。

今まで旅した各国は、それぞれ文化や生活習慣など全てが違っていて、とても興味深かった。
ただ、どこの国でも共通して思ったのは、貧富の差や、理不尽さや、あいまいさがあったり、宗教や民族の違いによる難しい環境や問題があること。

そしてどの国も常に物価は上昇しているようで、どんどん国の一部は経済発展していて、でも生活が豊かになっていってる訳でもないようで。
そして完全に安全と言える場所も無いようで。

道で罵られたり、お金目当てに接してくる人に出会うと気分が萎えるけれど、それでも純粋な笑顔で接してくれた人々に会えたりすると、嫌な気分も帳消しになって、その国自体を好きになったりもして、結局は自分のその国の印象って、どんな人々に出会ったかにもよるものだったりすることも知った。

旅行をして得られたことの1つに、人との出会いも私にとっては大きい。

旅行をしている人、現地に住んでる人、いろんな人に出会えたけれど、ほんの少ししか話してなくても親しくなれたりして、その人たちのお陰で良い時間を過ごせたなと思う。
日本に帰った人も、まだ旅行してる人も、そのままそこに住んでいる人も変わらず素敵な日々を過ごして欲しいなと思う。
そして、また旅が終わっても、いつかまた必ず会いたい。

後は、"けんぽこ"と一緒に過ごせた時間かな。

日本にいたら自営業でも無い限り、なかなか朝から晩まで夫婦で過ごす事って無いことを考えたら、この1年間のほぼ24時間一緒にいたことは貴重な時間だったと思う。
旅に出て、改めて相手を「こんな部分があるのか」と知ったこともあったし、それは向こうも同じだろうけど、それを含めても仲良くやっていられるのは、いいことなんじゃないかと。

一緒に同じものを見て、共感して(共感できずに揉めることもあったけど)、共通の友人ができて、助け合って旅できたことは貴重な経験、一生の財産になったと思う。

まだまだ引き続き旅をするけれど、どんなものになるか分からないけれど、二人で安全に健康に旅ができればそれで良いと思う。

そして日本の家族や友達の近況を聞きながら、私も頑張って楽しく旅ができれば最高です。

2年目も思う存分楽しむぞ!
hirominami * 旅のキモチ * 02:34 * comments(13) * trackbacks(0) * - -
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